【投資の教科書(自己啓発編)】年末年始の時間のある時におススメしたい投資の教科書【初心者勉強用】

目次

ご挨拶


お世話になっております。今般、お問い合わせフォームから、

・投資の教科書を更新してくれや…
・投資に限らず他にも面白そうな本があったら教えて!
・通勤通学時間が暇すぎるんよ…!!

といった意見をいただいているため、皆様の爆益や暇つぶしに役立てるよう、自己啓発系のおススメの本を紹介いたします。読んでわかること等を要約して記載いたしました。

これらの本を読むことで、以下の点を強く意識することができるようになりました。

・他人に流されない。他人は他人、自分は自分。他人の目を気にするな。

・自分で調べて、考える。

・やりたいことをすぐにやる。批判されてもやり遂げる。やり続ける。諦めない。

・知識をつける。

紹介した本はお手元に置き、何かあった際にはすぐに参照できる形をとることが望ましいですが、経済的な負担もありますので図書館で借りて見るのもよいかと存じます。それでは、どうぞ!

 

投資の教科書(自己啓発編)の紹介

1.FACTFULNESS(ファクトフルネス)

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著
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世界のトップリーダーが勧めるこの本。主にわかることことは以下の点。・自身の思い込みを疑え

・データを基に、世界を正しく見る習慣をつけよう

投資の世界では世界中のエリート達・各投資ジャンルのプロ達と同じリングの上で戦うことになります。そのエリート達でも思い込みの呪縛にかかっており、世界の状況を正しく把握できていません。

投資の世界で生き残るためには、データに基づき正しい投資判断をすることが大変重要であり、この本はその役に立ちます。

また、最近では得体の知れない「投資インフルエンサーなどという魑魅魍魎がSNS等で跳梁跋扈しており、正しい投資判断の妨げになることも多いです。ここでも、自身で調べたデータに基づき、自分の信念や投資ルールに沿った判断することで投資インフルエンサーからの被害を減らすことができると考えています。

投資を始める方やベテランの方、新社会人等にぜひ読んでほしい一冊です。

 

2.銃・病原菌・鉄 上・下巻

ジャレド・ダイアモンド著

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地理学・進化生物学・文化人類学等を横断するマクロ視点の歴史を語るうえで書かせないベストセラー。主にヨーロッパ人がなぜ世界の支配領域を広めることができたのかを知ることができます。主にわかることは以下の点。

・ヨーロッパ人の支配が進んだのは、人種的に優れているのでは無く、地理的・資源的要因に依るものが大きい。

・ユーラシア大陸の地形が人口増加や競争に寄与し、技術や政治システム等の発明・伝播と相互交流によるブラッシュアップを加速させた。

・ユーラシア大陸は人間が多様な家畜をコントロール下に置き、生活圏での距離が近かったため、病原菌に対する耐性があった。

人種によって技術・文明に差異が出るのではなく、地理環境の要因が大きいことが論理的にわかるように説明されています。

投資、特に米国株ではワールドワイドに商売を行っている大企業が多く、世界地理に興味を持つための第一歩として読のが良いと思います。単に読み物としても面白いので、地理に興味が無くとも一気読みできるので、おススメします。

 

3.村瀬のゼロからわかる地理B 系統地理・地誌編

村瀬哲史著

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大学受験生向けに出版されているこの一冊。わかることは以下の点。

・世界各国の資源や産業、地理的な特性等がわかる

言うまでもありませんが、毎日世界では様々なイベントが起こっています。2022年ではトンガの噴火東ヨーロッパでの動乱スリランカ経済危機等のイベントがありました。基礎知識が無いとイベントと関連銘柄を紐付けて考えることができず、当たりをつけることすらできません。株式投資は連想ゲームと言われることがあります。日々流れてくる様々なニュースから関連銘柄を紐づける連想力で他者よりも優位に立つためにも世界各国の地理知識はつけたいものです。

米国株(=全世界)に投資するにあたり絶対知っておきたい知識であるため、おススメいたします。

 

4.人を動かす

デール・カーネギー著


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対人関係をうまく回すための具体的なテクニックがパンパンに詰まった世界的大ベストセラー。わかることは以下の点。

・人を動かす三原則

・人に好かれる六原則

・人を説得する十二原則

・人を変える九原則

家庭でも仕事でも人間関係は切っても切り離せません。生きる以上、どうしてもついて回ります。そんな人間関係を円滑に回すためにどうすればいいのかを具体例を多数挙げ、わかりやすく解説しています。

「相手を尊敬し、それを態度や言葉で示すことで、自分の利益として必ず返ってくる」このことは私の信条になり、常に気を付けるようにしています。

円滑な人間関係を築きたい人、新社会人、これから部下を持つ管理職に自信を持っておススメいたします。

 

5.チーズはどこへ消えた?

S・ジョンソン著


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多くの大企業で研修に取り入れられており世界で約2,800万部を売り上げた大ベストセラー。わかることは以下の点。

・変化は起きる

・変化を探知し、適応する

・スピード感を持って変化する

・変化を楽しむ

世の中は常に変化しています。投資の世界でも同様です。変化に出来るだけ早く気付き、行動を起こすことができれば、それに応じた成果が得られると考えます。

変化を素早く探知するネズミ、変化に対し直ぐに行動するネズミ、変化を認めずに変化に逆らう人、変化の波にうまく乗ろうとする人が物語に登場してきます。それらの登場人物がどうなるのかをぜひ本書をご覧いただき確かめていただきたいです。

ダーウィンも以下の名言を残しました。投資の世界で生き残るべく、意識したいものです。

「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである」

 

6.金持ち父さん貧乏父さん

ロバート・キヨサキ著


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世界3,000万部以上を売り上げた超ベストセラー。わかることは以下の点。

・お金のために働くな。お金に働かせろ。

・自分のビジネスを持て

・お金に関する知識=ファイナンシャル・インテリジェンス(法律や投資、簿記の知識)を学べ

「貧乏人はお金のために働く」、「金持ちはお金に働かせる」、「自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネスを持て」。私が投資をする理由はココにあります。投資した株やETF、投資信託に働いてもらい、キャピタルゲインやインカムゲインを得る。銀行に預け利子を得るだけではほぼお金は増えませんが、投資を行うことで効率的に増やすことができます。

また、お金に関する知識を持つことは自身の資産を守り、効率的に増やすことの助けになります。生活でも仕事でも当該知識は役立つため、日商簿記2級宅建等の知識があると良いかと思います。

投資や知識の必要性を再認識するためにもおススメいたします。

 

7.菊と刀

ルース・ベネディクト著


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日本は「恥」、欧米は「罪」の文化という二元論で日本を論じた大ロングセラー本。日本人の思考や言動が欧米の人にとって不可解なのはなぜかということを分かりやすく説いています。わかることは以下の点。

・日本人の恩の概念には2種類ある。尊敬すべき対象により、日本人の恩に対する主義主張は変化する。

・日本人の行動を律するものは恥の意識。

近年、やたらと日本を褒めるテレビ番組が増えています。アニメやゲーム等の文化が優れているから日本がスゴイ!という軽薄な視点ではなく、日本人の精神や行動規範を客観的な視点で理解したい人におススメです。

日本人は「他人からどう見られるか」という相対的な「恥の意識」が行動を律していると記載されています。恥ずかしながら私も他人の意見や視線等を気にしてしまいます。この行動規範があることを理解し、他人に流されず、データや自身のルールに基づいた絶対的な基準を作り、投資や生活に活かしていきたいものです。

 

8.超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

Testosterone著


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科学的根拠の中にちょっとしたユーモアも交えつつ、とても分かりやすく筋トレの効能を解説してくれる一冊。わかることは以下の点。

・筋トレはアンチエイジングに効く

・ダイエットにこそ筋トレをしよう

・筋トレで自尊心が高まる

わけのわからない投資インフルエンサーが書いた下手な自己啓発本よりもよっぽど有用な本書。

私の投資スタイルは超長期保有(いわゆるガチホ)です。超長期間株を保有し、配当再投資をするためにも健康やメンタルは重要な要素となります。健康や体系を維持し、自尊心を高め、資産を増やすために無理のない範囲で筋トレや運動をしようと思えるようになりました。

また、筋肉がつくというわかりやすい成長はやる気につながり、前向きな精神状態につながります。筋トレで可視化される成長は、自分で自分を評価するクセがつき、他人の目が気にならなくなることから、前述した恥の意識を取り払う助けになると思います。

 

9.禅、シンプル生活のすすめ

枡野俊明著


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悩みを軽くして活き活きと生きる方法として、「禅的生活(シンプル生活)」が有効だと説く一冊。わかることは以下の点。

・心の余裕の作り方。

・何も考えない時間を作る。

・大切なのは今日のこの瞬間。

忙しい日常生活を送る中で心の余裕を失いがちです。心の余裕が無いと、些細なことで怒ったり、ミスが多発します。投資においては操作・判断ミスが損失に直結しますので、常に心に余裕を持っていたいものです。

知っておくと投資以外にも仕事や生活でも使えるのでぜひともおススメしたい一冊です。

ちなみにですが、Appleを率いていた故スティーブ・ジョブズ氏は、禅の影響を強く受けていたことで知られています。ジョブズファンのAppleホルダーがいましたら禅を通じて彼の考えに触れてみるのも一興かもしれません。

 

10.自分の中に毒を持て

岡本太郎著

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熱すぎる言葉が所狭しと散りばめられている一冊。わかることは以下の点。

・空気を読むな。他人の目を気にするな。

・自分の信念を貫け。

・やりたいことを全力で始めろ。

小学校を1年で退学、東京藝術大学を退学、戦争を経験する等、奇想天外な人生を歩む岡本太郎。とても強い意志と個性を感じることができます。本書は現代の空気を読むことが当たり前となっている私のような方には、とても刺さるものがあるのではないでしょうか。

わけのわからない投資インフルエンサーに流されそうになっている時にこの本を読んで、自分の信念や投資ルールに合った投資をしてもらいたいです。たった数百円で人生を変えるような熱い情熱が手に入ると思うと安いと言わざるを得ません。

年齢性別を問わず、読んでいただきたい一冊です。

 

おわりに

以上10点がおススメの投資の教科書(自己啓発編)となります。
年末年始の時間のある時に、じっくり読んでみると必ずや新しい発見があると思います。
皆様のご参考になれば幸いです。お忙しいところ、ご覧いただきありがとうございました。