【投資の教科書(メンタル編)】年末年始の時間のある時にオススメしたい投資の教科書【初心者勉強用】

目次

ご挨拶

いつもお世話になっております。

 

さて、以前私の投資法は
・米国株、日本株、ETF、投資信託は超長期ホールド
であり、それの基となった投資の教科書を紹介させていただきました。

 

長期ホールドをする中で、自己規律には反するものの、「これ買ってすぐ売りたいな」と手を出したくなる銘柄が出てくるかもしれません。
また、暴落や暴騰と遭遇し、パニックに陥るかもしれません。

 

今回は、「超長期ホールドをする」上で数々の誘惑や危機を乗り越えるため、一番超えなくてはいけない大きな壁、「メンタル」(自己規律)に関連する書籍を5点ご紹介します。

 

 

オススメしたい投資の教科書(メンタル編)の紹介

1.ゾーン — 相場心理学入門

マーク・ダグラス(Mark Douglas)著
世良 敬明訳
 

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投資をする上でのチャート等のテクニカルな部分ではなく、投資家の中の心理状態に重きを置いたブルベア大賞殿堂入り作品

 

この本を読む前までは「飛びついて買い、狼狽して売る」ことを繰り返していました。

しかし、「損失の考え方、向き合い方」、「信念と真実の違い」、「一貫性を持ったプラン」等をこの本から学ぶことで今までのトレードのやり方が間違っていることに気が付かされました。

 

本書を繰り返し読み、恐怖心・悩みゼロで、淡々と行動し、ただその瞬間に「するだけ」の境地、つまり、「ゾーン」=「明鏡止水」の心境に達したいものです。

2.高勝率トレード学のススメ

マーセル・リンク著
長尾 慎太郎監修
山下 恵美子訳




 


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「勝機があるときにだけ仕掛ける」ことを説いた本作。

 


自己規律を厳守」し、「受け入れられるリスクの中で」、「感情をコントロール」しつつ淡々とトレードを行うことを学び、自身のプランや心理状態が整理されていなければ、トレードの前から負けていると実感しました。

 

感情をコントロールするための方法や短期トレーダーと長期トレーダーたちによる実際の成功例や失敗例を見るためにぜひおススメいたします。

3.投資苑 - 心理・戦略・資金管理

アレキサンダー・エルダー著
福井 強訳


 



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心理学的相場書の名作。


投資苑ではメンタルコントロールに3分の1くらいページ数を割き、トレードでどれだけ心理が重要なのかを説いています。

 


本作では「個人・集団心理」の観点からチャート分析、オシレーター分析、トレーダーが犯しやすい失敗等を徹底的に分析しています。

 

しかし、内容がかなりテクニカルであり、ページ数がかなりゴツく、内容もスッとは入ってきません。
ゆっくりと、繰り返し読むことをおススメします。

 

 

4.投資苑2 トレーディングルームにようこそ

アレキサンダー・エルダー著
長尾 慎太郎監修
山中 和彦訳
 



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「投資苑2」では資金管理や自己規律といった「メンタル面」についての内容が多くなっています。

 

「投資苑」ではテクニカルな内容がメインだったのに対し、「投資苑2」では「自己規律」、「資金管理」に主眼を置いています。

 

個人的には「投資苑2」の方が読みやすく、理解しやすかったです。
「投資苑」はシリーズ化されていますが、ひとまずは「投資苑」、「投資苑2」をご覧いただくのがよろしいかと思います。

5.「狂い」のすすめ

 

ひろ さちや著

 



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著者は仏教思想家。

 

「世間は狂ってます。ですから、世間から狂ってると言われても別にいいじゃない。むしろ、その方がまともですよ。」

狂っているのは世の中の方であり、世の中で狂っていると言われるくらいが人間として正常なんだと説いています。

 


文字通り「狂う」と受け取るのではなく、「自由に生きろ」とということを作中で説明しています。


日常社会を生きるうえで、自己防衛の考え方の一つになると考えています。

 

投資では一部の投資系インフルエンサートレンドとなる投資手法が流行っているからと言って必ずしも正しいわけではありません

周囲の情報に惑わされず、根拠を持ち、自由な発想を持って自らの投資スタイルを貫いくことが利益につながります。

※当然ですが投資系インフルエンサーは自らの発言およびそれに伴う売買パフォーマンスに責任を持ってはくれません…!!

 

「ただ狂え」素晴らしい一文です。

 

 

まとめ

以上、5点のメンタルを主とした書籍になります。

トレードを行う以上、誘惑や危機はついてまわります。
そのため、いかにして自己を制御し、一定の心境で淡々と立ち回れるかが勝負となります。

みなさまのお力になれれば幸いです。
お忙しいところ、ご覧いただきありがとうございました。