ポキポキ折れる「オルファ」のカッター なぜ刃先の角度が“中途半端”なのか

1: 山師さん 2023/06/11(日) 20:16:25.92 ID:GpXlH/Na

週末に「へえ」な話
2023年06月11日 08時00分 公開
[土肥義則,ITmedia]
「外資系でしょ」と思っていたのに、実は日本に本社を構えている会社がある。洋菓子で有名な「モロゾフ」は兵庫県で生まれたし、ベッドメーカーの「フランスベッド」は東京に本社を置く。
このほかにもたくさんある中で、個人的に気になっている会社がある。刃物やカッターなどを製造している「オルファ」だ。商品を見ると「OLFA」と書かれているので、海外の会社と思いきや、本社はコテコテの大阪である。

「オルファ? 知らないよ、そんな会社」といった人もいるかもしれないが、同社の製品を一度は使ったことがあるはず。刃先をポキポキと折って、最後まで使うことができる黄色のカッター。
……と、たった一行説明するだけで「あ~アレね。会社でも使っているし、子どものころ筆箱の中に入っていたような」といった声が聞こえてきそうである。

同社の人気商品の一つに「タッチナイフ」がある。半円形のカタチをしていて、ちょっと切るのに便利なアイテムとして支持されている。スライダーを押しているときだけ刃が出て、ストッパーまで押し込むと、刃を出した状態で固定できる。
小学生のころは工作をするときに、大人になってからは段ボールに貼られたテープを切るときなどに、使っている人が多いかもしれない。

ところで、タッチナイフはいつ生まれたのか。気になったので、ちょっと調べたところ1979年である。当時、手のひらに収まるカッターがなかったので、同社は「コンパクトなモノをつくれば、売れるのではないか」と仮説を立てたところ、すぐに注目が集まったようである。

どのくらい売れたのか気になったので、オルファの担当者に聞いたところ「古い話になりますので、記録が残っていなくて。ちなみに、昨年(2022年)は55万個ほど売れました」とのこと。
持ち運びが便利なこと、操作が簡単なこと、価格が100円ほどだったこと(現在はタッチナイフRを販売、価格はオープン)。この3つがウケて、子どもから大人まで幅広い層で広がったようである。

オルファのカッターが世界標準に

オルファの人気商品といえば、先ほど紹介した「タッチナイフ」もあるが、代表的なアイテムといえば、刃をポキポキ折って使うカッターである。商品を開発したのは、1956年のこと。
創業者の岡田良男氏は印刷会社で働いているときに、紙を切ることが多かった。カミソリの刃をつまんで切っていたわけだが、刃の両端しか使えない。危ないだけでなく、もったいない話でもある。

ちょっと話は変わるが、当時、路上にいた靴職人は靴底を削るのにガラスの破片を使っていた。切れ味が鈍ってくると、それを割って再び使う。
その姿を見た岡田氏は、進駐軍の米兵がかじっていたチョコレートを思い出したという。「板チョコのように刃に折り筋を入れておき、切れなくなったら、ポキポキと折っていくと1枚の刃で何回も新しい刃を使えるぞ」と。

刃の長さ、大きさ、厚さ、角度、折り線の深さやピッチなど、試行錯誤の末に完成させたものの、資金も経験もない。大手メーカーに製造を依頼したところ、こんな答えが返ってきた。
「刃物は折れたらダメ」「こんなもの、つくっても売れないよ」と。どこも相手にしてくれないのであれば、「自分たちでつくろう」となって、カッターをつくり続けたのだ。

その後、国内でじわじわ売れていき、商品は海を渡ることに。欧米を中心に広がっていったが、その一方でニセモノに悩まされる。
「大阪で生まれた小さなカッターが売れている」という話を聞けば、ウチもウチもといった感じで、コピー商品が相次いで出てきたのだ。

「特許を取得していれば、そんな問題は解決するのでは?」などと思われたかもしれない。同社は国内のモノについては取得していたが(商品によって違う)、輸出品については手を打っていなかったのだ。

よく似た商品が出てくるし、大手メーカーも参入してくるし。となれば「大変だ、大変だ」となってもおかしくはないが、同社の考え方はちょっと違っていたようである。
他社が参入するということは、自社の技術が認められたこと。「市場はもっと大きなる」と見込んで、生産量を増やしていったのだ。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/11/news029_2.html

会社の信念は「ポキポキ」折れずに
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/11/news029_3.html


3: 山師さん 2023/06/11(日) 20:44:17.45 ID:pv02ocNM
NTカッターとの関係が紛らわしいが、同じと思っていいのか
 
8: 山師さん 2023/06/11(日) 20:59:26.86 ID:fYpy7o4Z

>>3
考案者の岡田氏が実際に製品を製造する為に頼った会社がNTカッターで
岡田氏は役員として迎えられた

で、岡田氏が独立してオルファ社を設立

だったかと

 
67: 山師さん 2023/06/12(月) 12:05:07.56 ID:rGK7x1TK
>>8
へぇー、NTの円形カッター使ってるがめっちゃ良いが納得
 
4: 山師さん 2023/06/11(日) 20:50:32.27 ID:7SC16Mu7
ここのカッターは良く切れるので愛用してる
 
5: 山師さん 2023/06/11(日) 20:53:30.95 ID:KsxaifBG
カッターナイフと言ったらオルファだよね
オルファ以外だとどこがあるんだ?
22: 山師さん 2023/06/11(日) 21:59:26.59 ID:hMZNsyjI

>>5
オルファがケタ違いの圧倒的王者だけど、他なら
コクヨ、プラス、スリーエムあたりの大手文具メーカーが一応出してる。ポキポキ折れるタイプじゃないけど
児童向けならキャラクターもの扱ってるサンスター文具とか
カッターナイフでオルファ以外で有名なのはエヌティーかな

カッターマットとか出してても、カッターナイフは出してないメーカーも多いね
ステッドラーとか海外メーカーのシャーペンや定規は見るけどナイフはほとんど見かけないなぁ

 
68: 山師さん 2023/06/12(月) 15:48:12.11 ID:q4ZLw9+8
>>5
tajima
 
13: 山師さん 2023/06/11(日) 21:19:01.84 ID:1kr4HlOB
折れるか?
十何年使ってるけど折れたことない
 
16: 山師さん 2023/06/11(日) 21:36:44.84 ID:tfrliXsR
>>13
自分で折らなきゃ
 
34: 山師さん 2023/06/11(日) 23:06:13.42 ID:nv/qHagE
スピードブレードとかコーティングしてる刃は
確かに楽ちんで切れる
 
35: 山師さん 2023/06/11(日) 23:06:54.95 ID:p0dNem8m
30度鋭角カッター
ダマスカス鋼で作って欲しい
44: 山師さん 2023/06/12(月) 00:14:13.58 ID:+gtpVQYN
30度刃の切れ味を一度味わうともう普通の刃には戻れない
 

引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1686482185/